弦楽による奏楽堂の響き
~日本の作曲家と奏楽堂~
山田耕筰や滝廉太郎も演奏した旧奏楽堂。
休館前に巨匠の息吹が残る舞台で日本の弦楽オーケストラ曲を聴く!
2012年9月16日(日)18:00開場、18:15開演
一般チケット:3000円(当日3500円)
学生チケット:1500円(当日2000円)
チケット予約・お問合せjcacon@gmail.com
(ご予約による当日会計も可能です。その場合は混雑いたしますのでお釣りののないようお願いします)
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松村禎三 ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌(2001)
眞鍋理一郎 「追憶」2012年委嘱初演
團伊玖磨 ソロヴァイオリンと弦楽のための黒と黄(2001/遺作)
別宮貞雄 弦楽オーケストラのための小交響曲(1959)
三木稔
箏譚詩集第二集《春》(1976)より〈芽生え〉箏と弦楽による
筝譚詩集第三集《夏》 (1983)より〈白い風の下で〉箏と弦楽による
黛敏郎 ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのカプリチオ(1988)
伊福部昭 絃楽オーケストラのための日本組曲(1998)
水野修孝 弦楽合奏のための夜の歌(1997)
指揮:西田幸士郎
演奏:オーケストラ・トリプティーク
企画構成・司会:西耕一
山田耕筰が日本人初の管弦楽曲を書いてから、今年で100年になります。
この100年で初演された日本人初の管弦楽曲は3000曲を超えるとも言われますが、その殆どは初演されたきりで再演の機会もなく眠ったままになっています。なかなか聴く機会のない知られざる作品を掘り起こし、それら名曲に今一度接する楽しみを広く提供したい! そのような思いを持って、2012年から活動を開始したオーケストラ・トリプティークが最初に選んだ会場は1890年に創建された日本最古の木造洋式音楽ホール「旧東京音楽学校 奏楽堂」です。滝廉太郎や山田耕筰もこの舞台で演奏をしています。今回取り上げる作曲家の全員がこの舞台で演奏された経験を持っています。当初は東京藝術大学(東京音楽学校)の施設として使用された奏楽堂は、一時、愛知県の明治村に移設されそうになったのを多くの音楽家の運動によって1987年に現在の上野公園内に移設され、現在も音楽ホールとして使われています。
奇しくも今年度をもって、耐震や老朽化の診断をするため、一時休館する奏楽堂の復活を願って、このコンサートは企画されました。数々の巨匠の息吹が残る奏楽堂で日本の作曲家の魅力を知っていただければと思います。(企画構成・司会 西耕一)
ピアノソロ 加畑 嶺
新箏ソロ 藤川いずみ
オーケストラ・トリプティーク・メンバー
ヴァイオリンソロ *小泉 悠、**小形真奈美
ヴァイオリン 阿曽璃子、加藤美菜子、民谷香子、内藤歌子、星野仁子、森本由希子、三瀬俊吾、三宅政弘、山本大将
ヴィオラ 伊藤美香、高橋奨、星光、横畠俊介
チェロ 竹本聖子、松本恒瑛、宮尾悠
コントラバス 佐藤洋嗣、志水祐亮
ヴァイオリン 阿曽璃子、加藤美菜子、民谷香子、内藤歌子、星野仁子、森本由希子、三瀬俊吾、三宅政弘、山本大将
ヴィオラ 伊藤美香、高橋奨、星光、横畠俊介
チェロ 竹本聖子、松本恒瑛、宮尾悠
コントラバス 佐藤洋嗣、志水祐亮